私たちの会社で現場は2つの事業に存在します。
一つは「住宅塗装事業」における塗装現場です。あと一つは「製造事業」における製造現場(遠賀工場)です。
どちらも同じ現場ですが、安全活動の管理方法や管理レベルに違いがあります。
塗装現場と製造現場でどのような違いがあるのか見てみましょう。
一般的には 四つのフレームワーク(人・設備・材料・方法)があります。
塗装現場 | 製造現場 QMS | |
---|---|---|
人 | ・当社従業員による現場調査、工程管理、品質・安全管理、等 ・協力会加盟の業者様による施工 ・お施主様ご在宅 |
・当社従業員による工場内作業 ・従業員の力量管理 |
設備 | ・戸建て住宅・集合住宅 ・足場、メッシュシート、養生等は物件毎 |
・設備・機械 ・操作マニュアル |
材料 | ・邸別毎 塗装仕様、指定材料 | ・原材料、缶、副資材、製造品、他 |
方法 | ・安全管理(足場・養生・装備・材料) ・塗装工法、引渡し |
・プロセス管理、プロセスアプローチ ・QMS運用 |
上記表はほんの一例ですが、塗装現場の方は現場毎に固有の管理が必要になるようです。
一方、製造現場は数百を超える資材や商品、製造プロセス管理があり、こちらも容易ではありません。
日々、従業員同士が顔合わせして情報共有しうる製造現場と、個々の塗装現場ではおのずと管理方法は違ってきます。
どちらも当社にとっては重要な現場であり、安全および品質での事故は許されません。
私たちの会社は「安全第一」を掲げ労働災害の撲滅、ゼロ災害を目指して日々活動しております。
次回のコラムは、一つ目の塗装現場で当社が目指す安全活動についてご紹介したいと思います。